こんにちは!お絵かき講座パルミーです。
今回は絵の上達を目指してパルミーの月謝制を利用している、七四雪さんにインタビューをさせていただきました!月謝制を利用した感想、漫画の仕事のお話などを伺いました。ぜひご覧ください!
■七四雪さんのプロフィール:
プロとして活躍しながら絵を学ぶ、パルミー月謝制の会員。Twitterで月謝制を受講した感想を積極的に発信されており、パルミーで最も意欲のある受講生の一人です!
まずはじめに、パルミーの月謝制を描きはじめたきっかけを教えてください。
七四雪さん:私は10年近く前に漫画家としてデビューし、最初はティーンズラブ、次に猫マンガ、その後は広告漫画をメインに活動を続けてきました。漫画を描くことは子供の頃から好きで、それなりに画力に自信があるつもりでいたのですが、実は絵の勉強というのをしたことがなくて。ずっと独学で描いていたんです。
そんなある日、ある広告代理店の営業さんから『人物デッサンが崩れている』という指摘を受けました。
その頃は既にかなりの枚数の広告漫画を描いていて、各社の営業さんからも売れっ子のお墨付きを頂いていたものですから、それはもうショックでしたね。
でも、その頃から『基礎をしっかり学ばなければ』という気持ちが強くなり、WEB上で一から学べる教室を色々調べている内に、パルミーに辿り着きました。基礎から応用までしっかり学びたかったので、自分のペースで好きなだけ受講できる月謝制を選択しました。
たくさんのお絵かき教室の中からパルミーを選んでくださりありがとうございます!
パルミーの月謝制を利用して、感想はいかがでしたか?
七四雪さん:最初は動画数が余りに多くて、何から受講すれば良いのか不安でした。でも、最初に受けるべき基礎講座がいくつか決められていたので、まずはそこから始めてみました。
絵描き歴は20年以上ですが、基礎ができていないことを実感していたので線画初級コースから初めてみたところ、それまで絵を描く上で感じていた迷いのようなものがどんどん解消されて行くのを感じました。
人体を描く上でのバランスや実際のパーツをデフォルメする考え方等、思えば当たり前なことができていなかったことに次々気づかされたんです。
私のように『何となく描けるけど、どこか決まらない』という悩みを感じている人は、いくつかの講座を単発で受けるよりがっつり基礎講座から受講するのが一番良いと思います。
最近では基礎講座だけでなく、気になったことがあれば自分で応用的な講座を検索しては積極的に受講することを心がけています!
これだけ学ぶことが多くて月々9,800円なら、一生でも続けたいと今は思っています。


七四雪さんが月謝制講座を受講しながら制作したイラスト
これまで独学で絵を描き続けていたからこそ、初級者向け講座から学び直すやり方が効果的だったんですね!
七四雪さんが絵の仕事を始めたきっかけを教えてください。
七四雪さん:元々子供の頃から漫画を描くことが好きで、暇な時間はらくがき帳に鉛筆で漫画ばかり描いていました。
二十歳を過ぎた頃にふと思い立って漫画スクールに通い始めたことを機に漫画家を目指すようになり、それから数年は投稿を繰り返したのですが、画力や構成力が足りず受賞には至らず。
一度は諦めて趣味で描いていくことを決意したのですが、ある時期アルバイトだけで生活費が足りなくなったことをきっかけにティーンズラブの投稿をしたところ、複数の出版社に目を留めて頂き、デビューに至りました。

七四雪さんがお仕事で描かれた漫画
スクールに通ったり投稿したり、行動力がすごい…!プロを目指してパルミーで勉強している受講生の参考になります!
七四雪さんは現在どんな絵のお仕事をされていますか?
七四雪さん:以前は商業コミックを描いていましたが、現在は主に広告漫画やYouTube漫画の執筆をメインで行っています。
複数の広告代理店と契約しているので、仕事が途切れることは基本的にありません。
パルミーで経験を積んだことで以前より画力に自信がついて来たので、秋以降は商業コミックの作画連載の仕事を複数本執筆する予定になっています。
おめでとうございます!画力アップがお仕事面のステップアップにも繋がったんですね。
お仕事で描く絵はどんな画風のものが多いですか?
七四雪さん:一番得意としているのは女性向け作品で、少し大人向けな恋愛漫画を描かせて頂く機会が多いです。
ただ、昔からギャルゲーや萌系ゲームが好きだったので、男性向けな萌絵っぽい美少女を描くのも割と得意です。場合によっては18禁も描きます。
エッセイコミック風やビジネス風など、クライアントに求められる絵柄を自在に提供できるようにいくつかの画風を持っています。
なるほどなるほど…お仕事を依頼してもらうために工夫していることはありますか?
七四雪さん:広告漫画に関して言えば、金額や納期によってクオリティを下げないことと、いい意味でこだわりを捨てることですね。
広告漫画の場合は自分がどう描きたいかよりクライアントが何を求めているかが第一優先なので、自分の絵へのこだわりばかりを強く出してしまうと敬遠されることが多いです。
それよりも、どんなニーズにも応えられる幅広い画風を身に着けた方がお仕事に繋がりやすいです。
商業の場合は画力が全てではないので難しいのですが、こちらも私の場合はあまりこだわりを持たないことが大事かなと思っています。
「こんな漫画は描きたくない」と思わずに、何でもチャンスがあれば描いてみることで新しい気付きがあり、自分の可能性を広げる結果に繋がります。

クライアントの要望に合わせて、親しみやすいデフォルメ調の絵柄も身に付けてらっしゃいます!
いい意味でこだわりを捨てる…!?目から鱗です…!!
お仕事で絵を描く楽しさ・難しさについて聞かせてください。
七四雪さん:フリーランスで絵の仕事をする上で一番幸せなのは、自宅で自分の時間を好きなだけ費やせるということです。
私は絵を描くことが全く苦痛では無いので、何時間でも描き続けていられます。そういう人には、絵の仕事が向いていると思います。
人から評価されることも勿論モチベーションに繋がるのですが、何より『いい絵が描けた!』とか『前より上達した!』と自分で感じられる瞬間が最高に楽しいですね。
難しい面といえば、プライベートとの境目が無いところでしょうか。気付けば朝から晩まで机に向かっていて、自由時間が全く無かったという日が多いです(笑)。
あとは、最初から終わりまで自分一人で完結することが多いので、悪い面を指摘して貰う機会が少なかったり、他人とのコミュニケーションが取れないので気持ちが内に籠りやすいというのも難しい部分かも知れません。
絵のお仕事は楽しさは難しさとも裏表の関係なんですね…!
絵の仕事を続けて行く上での励みになったエピソードなどありますか?
七四雪さん:漫画家は孤独な作業が多いので、挫折しそうになったことは数限りなくあります(笑)
その中でも特に、冒頭でお話したとある営業の方から「人物デッサンが狂っている」と指摘を受けたときは本当にショックで、筆を折ろうかと真剣に悩みました。それから数カ月は何を描いても「私の絵なんてダメなんじゃないか」と自信が持てずにいました。
ですが、その営業さんよりもっと昔から懇意にして下さっている他社の営業さんに相談したところ、「貴方の絵は素晴らしい。私は貴方の絵が大好きだし、もっともっと描いて欲しい」と言って頂き、何とかモチベーションを維持することができました。
それでも、他人の評価で完璧な自信というのは得られないものなので、こうして勉強を始めることにしたのですが、以前より目に見えて人物が上手く描けるようになってきたことで更なる自信に繋がりましたね。

七四雪さんがお仕事で描かれた漫画
良い話……!!描く時は一人だからこそ、複数の営業さんとの繋がりが大切なのかもですね。
今後の活動や将来の夢・目標などについて教えてください。
七四雪さん:ゆっくりペースではありますがパルミーを6ヵ月間受講してみて、明らかに基礎画力が上がってきていると感じています。
今まで通り広告漫画でもその成果を生かして行くつもりなのですが、今はまた商業コミックにチャレンジしてみたいと思っています!
最近はWEBTOONのようにシナリオと作画が違うチーム製作の現場が増えて来たので、ある程度以上の画力があれば連載漫画の仕事を獲得できるチャンスも増えてきました。
お陰様で現在複数社から作画のオファーを頂き、連載に向けて準備を進めているところです。
苦手な分野でもパルミーで講座を探すと結構網羅されていたりするので、活用させて頂きながらどんどん得意分野を増やして行こうと思っています!
将来的には漫画家としてだけではなく、イラストレーターとしても仕事を獲得できるようになりたい…なんて思っていますが、それはまだまだ先の話になりそうです(笑)
これからの連載もイラストのお仕事の新規獲得も、陰ながら応援させていただきます!
最後に、これから月謝制を利用して上達を目指している方にメッセージをお願いします。
七四雪さん:絵の勉強って、本気になればいくらでも独学でできると思うんです。WEBで無料の講座を探したり、尊敬する絵師さんのメイキング動画を見て学んだり、デッサンの本を購入してひたすら繰り返したり…。
でも、私のように仕事が忙しすぎて中々勉強に時間を割けなかったり、個人ではモチベーションが維持できない、という人には、パルミーの月謝制はとてもおすすめです。
まず基礎講座を受講するだけでも基礎的な技術が身に尽きますし、添削指導も受けられるので自分の弱い部分を知ることができます。
毎日ほんの数分でも講座を見ることで、自分のレベルがUPしているという実感も得やすいです。
SNSで同じ受講生の人と繋がることで、お互いに励まし合ってモチベーションを維持することもできます。
私は基本的に面倒臭がりな性格なので、独学でやろうとしてもどこかで甘えが出てしまって、暇な時にまたやればいいや…と後回しにしてしまう傾向があるのですが、パルミーを始めてからは「せっかく月謝を払っているのだから!」が大きな原動力になっています(笑)。
その上、必要な講座がこれでもかと用意されているので、本気で取り組めば元を取れるどころではない成果を得られると思います。 これから絵を描き始める人も、元々絵を描いているものの「何となく納得いかない」と感じている人も、まずはチャレンジしてみて欲しいです。
七四雪さん、今回はありがとうございました!
七四雪さんのインタビューいかがでしたか?
パルミーの月謝制では、七四雪さんのように既にプロとして活躍する人から絵を描き始めたばかりの初心者まで、様々な方に利用していただいています。
月謝制は7日間の無料お試し期間がありますので、興味を持っていただけた方はぜひ月謝制をチェックしてみてくださいね!
もちろん、無料お試しだけのご利用も大歓迎です!
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