パルミー受講生の添削を一部ご紹介!第12回

こんにちは!パルミーです!

パルミーでは、月謝制の6ヶ月プランを契約されている方を対象に、2ヶ月に1回でプロの講師による添削・相談を開催しています!

今回の記事では、パルミーの添削に興味があるけど、まずはどんな風に添削されるのか見てみたい!という方へ向け、3人分の添削事例をご紹介します♪

※掲載している質問や回答は記事用に一部編集しています。


高山けい先生による作品添削

ポニーテールを搔き上げる仕草がかわいい!
足を組ませていて、難しいポーズに挑戦していてすごいです……!

こちらの受講者さんは参考資料や自撮り画像を見ながら今回のイラストを完成させたとのことですが、
・ポニーテール部分
・服のシワ・影の塗り

に課題を感じているとご相談いただきました。

それでは、高山けい先生による添削を見てみましょう!

◆◆◆

腕が上がると胸も上がる。実際に自分で同じポーズを取ってみると、確かに胸が上がりました!
ポニーテールを搔き上げるポーズは人気ポーズなので、すぐに活かせる知識ですね。


ハチワレ・ピッツァ先生による作品添削


こちらの作品は、チョコミント+悪魔をイメージに仕上げたとのこと。
アクセサリーの造形、フリルやレース等の布の描き分けが丁寧でとってもオシャレ!

こちらの受講者さんは、主に以下のような点を課題に感じているそうです。
・肌の色選び
・色塗りと加工全般
・メッシュ変形で衣装の柄を描く方法
髪の毛のさらっと感
・ヤギ系の角
・絵を描くときの時短方法

それでは、ハチワレ・ピッツァ先生による添削を見てみましょう!

ハチワレ・ピッツァ先生:
オリジナルのキャラクターでチョコミントと悪魔とのことですが、とても可愛らしいキャラですね。
色もとてもキレイです。

普段は専門学校でイラストの講師をしているのですが、擬人化も課題として取り扱っています。
コンセプトがしっかりと守られていると感じました。
次はもう少し最初の設定を「チョコミント味のアイス」のように具体的にしてあげると、より個性的なキャラクターにすることができると思うので試してみてください。

‥‥

ハチワレ・ピッツァ先生:
まずは人体デッサンからです。まず首が非常に長いのが気になります。頭側の首の付いている部分はいいのですが、胴側の繋がっている部分の理解が不足しています。
恐らく、アタリを描かずに襟の装飾などの詳細を描き込んでいるのではないでしょうか?
詳細を先に描き込んでしまうと大きさや長さを正確に見ることができません。
先にアタリで身体のパーツの位置や大きさを決めてから詳細を描き込むようにすると、詳細に惑わされずに大きさを決めることができます。

それから、全体的に立体で形を認識できておらず、平面的な絵になってしまっています。
側面や奥行をしっかり意識しましょう。
人体の構造と立体感を同時に学べる講座があります。
いろんな角度で人体練習講座(男性編)」「いろんな角度で人体練習講座(女性編)」で、講座を受講しながら一緒に絵を描くことで立体への理解を深めながら人体の構造を理解していきましょう。

‥‥


ハチワレ・ピッツァ先生:
・肌の色
使っている肌色が全体的に黄色いです。肌色は現在色鉛筆や絵の具だとペールオレンジやペールピンクと呼ばれています。
もう少しオレンジやピンク寄りにしてあげた方がキレイに見えます。色白の設定だったら薄めで問題ありません。
影の色の濃さは特に問題ないかと思います。ベースの明度とのバランスが取れているので問題ないと感じました。

・目の塗り
現在のトレンドは水分多めで瞳の境界線をぼかす塗り方だと思いますが、受講者さんの絵柄とはあまり合わない気がします。
もう少しハイライトを大きめにしてあげると目の印象がハッキリするかと思います。

・メッシュ変形
メッシュ変形を上手く使うには、描いた物の形を立体で把握する必要があります。
今回のようなストライプ柄であれば手で描いた方が早いです。
ただ、間隔が細いストライプだとサムネイルになった時に周囲の色と混ざってしまうので、間隔を太めにとったストライプにしてあげた方がいいです。

・フリル
フリルに関しては分かりやすい講座がパルミーにあります。
フリルがいっぱいのかわいい服講座」です。
角度や量についての解説もあるので、是非受講してみてください。

・塗り方
影の付け方が分からないということは、人体を立体で把握できていないということです。
まずは「いろんな角度で人体練習講座(男性編)」「いろんな角度で人体練習講座(女性編)」で立体を把握できるようになりましょう。
その上で「色塗り基礎講座」「配色&色塗り講座」を受講すると立体的に色が塗れるようになります。

加工
加工とは最後に色などを整える工程ですが、何をどうしたいのでしょうか?
加工と一口に言ってもイメージする仕上がりによってやることは様々です。
ちなみに私は全体の印象を見て影やハイライトを足したり、色味を色調補正レイヤーなどで整えることが多いです。

・髪のさらっと感
一般的にキレイな髪と呼ばれるのは「水分を多く含み、痛みが少なく、毛先が纏まっている」状態なので、これを基準に解説します。
水分を多く含む髪は重たいので、髪の中間部分ではなく毛先部分が大きく広がります
色んな方向に毛が広がっていると傷んでいるように見えるので、方向性を決めてあげましょう。
オススメの講座は「髪の描き方講座」です。
髪も頭部の立体感を出すために非常に大事なポイントですので、是非受講してみてください。

・ヤギの角
これは単純にヤギの角がどんな形をしているのか、自分の中で咀嚼しきれていないのが原因です。
なかなかヤギの角の実物を見る機会はないですからね……。
有料にはなってしまいますが、クリップスタジオの素材に角の3D素材があります。
これらを利用してみるのもいいのではないでしょうか。

時短
絵が早く描ける人は人体のパーツがどこにどんな大きさで存在するかをしっかり把握しています。
どう関節が動いてどこまで動くかも把握しています。早く描ける人と描けない人の違いは、単純な知識量の差です。まずは人体の流れを覚えるのが第一歩です。
はじめてのジェスチャードローイング ヌード編」と言う講座がありますので、是非受講してみてください。大きな骨(胸骨、骨盤)を目印に身体の流れを把握する講座です。
地味でキャラクターが描けない講座なので続けられる人が少ないのですが、続けられれば必ず上手くなります。頑張って続けてみてください。

‥‥

ハチワレ・ピッツァ先生:最後に姿勢に関してです。ポーズが固く、非常に直線的なのが気になりました。
先程挙げたジェスチャードローイングができるようになれば、このポーズの固さもなくなるかと思います。
オマケで人体パーツの大雑把な比率をつけておいたので、よかったら参考にしてみてください。

水分を多く含む髪は毛先部分が大きく広がる!キレイな髪の基準が知れて勉強になりました。
おすすめ講座の紹介までしていただけて、次の学習に繋げられるのはありがたいですね!


るーろ先生による作品添削

こちらの作品は、教室の窓際にいる女の子をテーマに逆光表現を取り入れたとのこと。
描きたいテーマに合った表現を効果的に使っていて、こちらの受講者さんはなかなかの上級者ですね!

今回のイラストでは、以下の3点を特に課題に感じているそうです。

・フカンの構図でのキャラの書き方のコツ
髪の毛(ロングヘア)のきれいな線画の書き方と塗り方
羽織っている上着の質感表現

それでは、るーろ先生による添削を見てみましょう!

るーろ先生:描きたいもの見せたいものがしっかりあり表現できています。
背景もしっかり描きこまれていてとてもクオリティが高く
素晴らしいイラストに仕上がっていると思います!


‥‥

◆◆◆

ジャケット・パーカー・カーディガン。それぞれの上着の質感の解説がすごくわかりやすい!
解説資料が多くて、見ているだけでもとても勉強になります!


【6ヶ月プラン契約者限定】あなたもパルミーで添削を受けてみませんか?

いかがでしたでしょうか?

パルミーの添削では、イラストの添削に併せてプロの先生方に絵に関する質問や相談をすることもできます♪
6ヶ月プランを契約されている方はぜひご参加ください。

現在、パルミーの添削 2月&3月度を開催中!
みなさまのご応募、お待ちしております!

↓こちらの記事でも添削事例を紹介中♪

お絵描き講座パルミー公式ブログをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む