パルミー受講生の添削を一部ご紹介!第10回

こんにちは!パルミーです!

パルミーでは、月謝制の6ヶ月プランを契約されている方を対象に、2ヶ月に1回でプロの講師による添削・相談を開催しています!

今回の記事では、パルミーの添削に興味があるけど、まずはどんな風に添削されるのか見てみたい!という方へ向け、3人分の添削事例をご紹介します♪

※掲載している質問や回答は記事用に一部編集しています。


コーエンジウム先生による作品添削

服やアクセサリーなど、細部までしっかり描き込まれていて完成度の高い作品です!
髪をいじる仕草やラフな座り方が、ちょっと退屈そうにしてる感じが出てて魅力的に仕上がってますね!

こちらの受講者さんからは、特に陰影のつけ方・加工の仕上げが分からないとご相談いただきました。

それでは、コーエンジウム先生による添削を見てみましょう!

コーエンジウム先生:ご依頼ありがとうございます!とても完成度の高いオリジナルキャラクターなだけに体の凹凸感や細部のディテールが分かりにくいのがやや勿体なく感じます。依頼者さんも悩まれているように立体感のある塗りでこの問題を解決していきましょう。
方法はシンプルでもう1段階濃い影を追加し明るい部分と暗い部分にメリハリを付けていきましょう!
元イラストでは1影2影をしっかり分けて描かれてとても良いですがどちらもかなり薄く効果的に影を演出できていないのでそこにもっとメリハリを付けて塗っていくと良いです。

コーエンジウム先生:塗りを全面的に修正しました。
色はどの辺の色を拾っていてレイヤー効果は何を選択しているのかなどにも注目して頂けると次回のイラストのヒントになるかと思います。

◆◆◆

影の塗り方のコツは「ぼかす所」と「シャープにする所」を組み合わせて塗っていく。
この一手間でリッチな仕上がりになりましたね!


みみみかん!!先生による作品添削

青空をバックに屋上で物思いにふける……そんなシチュエーションをしっかり描けていますね!
こちらの受講者さんは今回初めて背景を描いたとのこと。
パルミーの背景講座を受けて学んだことをきちんと実践に応用できていて素晴らしいです!

こちらの受講者さんは、主に以下のような点を課題に感じているそうです。
「屋上にいる感」を出したい
・影色の付け方
・配色がを考えることに慣れていない
・背景を含めての構図が分からない

それでは、みみみかん!!先生による添削を見てみましょう!

みみみかん!!先生:完成度が高く素晴らしいですね!!
雲も近くは大きく、遠くは小さく描かれていたりして
基礎力の高さを感じました!!
ポーズやキャラの視線からも、リラックスしている様子が伝わってきたり
指の細部、髪のなびきにも丁寧に動きを付けているので
完成度の高い作品になっていますね!!
気になるポイントとしては、背景のビル群だけ傾いていないところです
そこを直せば、更に完成度の高い作品を目指せるかと思います!

傾いた画面の構図の時は、手前にある物だけでなく奥にある物も全部傾ける!
まだ背景を描き慣れない時にはなかなか気づけないけれど、これは重要なポイントです。


87*saku先生による作品添削

こちらの受講生は、カードゲームに登場させても見劣りしないようなイラストが目標とのこと。
パルミーブログで紹介した過去の受講生の添削紹介を見て、87*saku先生への添削を依頼されたそうです!

今回のイラストでは、以下の3点を特に課題に感じているそうです。

・角度が付いて圧縮された腕や脚
・色選び
・服の形状や影の入れ方

それでは、87*saku先生による添削を見てみましょう!

87*saku先生:ご依頼ありがとうございます!
今回に腕や脚、色選びなどについて教えて頂きたいとの事で添削を通してアドバイスしていけたらと思います。
まずしっかりと腕を上げているデッサンが描けていてとても良いと思います!
身体の傾きや流れも女性らしい流れが出来ていて魅力あるキャラクターだと思います。
さらにより良くなる今回の添削点としては
■腕や脚の圧縮デッサン
■色選びと影のコツ
■服の形状
■カードイラストで意識すること
になります。
‥‥
87*saku先生:腕や脚の圧縮は関節部分を意識して描くと描きやすいかと思います。
特に肘の部分や膝の部分をしっかり突出させて描くとよりメリハリのあるデッサンになります。
脚は腰からの流れがあるので腰回りの見えないところも意識しながら描くと
さらに流れをより感じる表現ができます。
‥‥
87*saku先生:色選びのコツは目立たせたい部分とそれ以外の彩度や明度などコントラストの差を作ると良いかと思います。
今回は髪の毛と目が暖色寄りのものなのでその他を寒色寄りにする、
部分的に奥にあるものなどを彩度や明度を落とすことで顔周辺をより目立たせられ
そして全体的なカラーバランスがまとまりやすくなります。
‥‥
87*saku先生:影は1影2影といくつかを使うことで服や体の柔らかさや立体感が表現できます。
特に身体や服の影などは回り込む柔らかい影を入れると身体の立体感がより出やすくなり、服のシワなどはシワがいっている方向にしっかりと入れてあげると質感がより出ます。
胸などは他と比べてかなり突出している部分なので光と影をしっかりと差をつけてあげるとより立体的な表現が強まります。
‥‥
87*saku先生:服の形状は大体のものが図形で考えることができます。
タートルネックは長方形や円柱など、スカートは台形などでまずラフを描き
奥行や形状を確認しつつ描いたり、実際に紙などで形を作って参考にしながら
描くのもオススメです。
‥‥
87*saku先生:これから意識して学ぶと良いことは、限られた範囲にどれだけ迫力と見ごたえのある
密度が高いイラストが描けるかが重要になるのでアオリやフカンのあるポーズや
カードゲームによっては進化してイラストが変化したりするものがあるので、
進化を想定した装飾品などのアイテムを描く勉強も良いかもしれません。
パルミー様内での講座ですと「人体パース作画練習講座」や「キャラクターを引き立てる衣装デザイン講座」などがオススメです。
ポーズに関してや装飾品などは一枚絵やキャラクターデザインする際にも活かせられる力になるので是非これからの学習の指標になりましたら幸いです。

◆◆◆

雲や水しぶきで画面の密度を上げてあげることで、カードイラストぽさが一気にアップしました。
背景に密度があっても、配色を調整すればきちんと顔に目が行くんですね!


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いかがでしたでしょうか?

パルミーの添削では、イラストの添削に併せてプロの先生方に絵に関する質問や相談をすることもできます♪
6ヶ月プランを契約されている方はぜひご参加ください。

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