こんにちは!パルミーですよ!♪(´ε` )
真っ青で空気感のある美しい空と雲の絵を見ると、なぜだか切ないような感じを受けたりしますよね。
今回は、そんなストーリー性ある空気感を持った絵を、写真を使って描こう!という新講座、あんよ先生による「写真から作るデジタル背景講座」です。
講座の中身を、少し紹介しちゃいますね。٩( ‘ω’ )و
1:視線を逃さない絵の作り方とは
まずは、こちらの資料を見てみましょう。
絵の世界観に引き込まれる良い絵というのは、実は「視線を惹きつけて離さない構図」によってできているんです!
絵の中に、視線を惹きつけるオブジェクトを配置する際、流れを考えてぐるぐると絵の中を還流するように配置するといいそうですよ。
ここでは「廃墟」「女の子」「雲」ですね。
雲は、入道雲を出っ張らせる方向でも視線の流れをコントロールできますよ。
2:写真の用意
今回の講座では、用意した写真を使って背景を作っていきます。
つまり「写真が良くなければ、絵も良くならない」のです。
だから、写真を撮るポイントも講座で紹介しています。
講座では、本格的なカメラだけではなく、スマホも念頭に置いて解説しているので安心ですね。スマホでも、ほとんどの機種で「三分割法のグリッド」を表示できるみたいです。
この1/3ずつに要素が分かれるように撮ると良いそうですよ。
上記の写真だと、下1/3は地面や建物、真ん中1/3は雲、上1/3は青空といった具合ですね。
この講座をみてから、パルミーもスマホのカメラにグリッドを表示させてるんですが、なんだかちょっと良い写真が撮れるようになった気がしますよ!∧( ‘Θ’ )∧
3:2枚の写真を使って構図を作るには
さて、今回の授業で使う写真、1枚目はこちら!
川にかかる橋の上から撮った写真ですね。
2枚目はこちら!ビルの屋上からの写真です。
この2枚を合わせるには、実は大事なことがあります。
それは「アイレベル」2枚の写真で、視点の高さが微妙に違うので、それを合致させないと、写真に違和感が出てしまいます。
そこで、まずはアイレベルを測定します。この講座でパースの知識が必要なのはここだけです!そして、これも簡単に解決可能なんです。
アイレベルを見つけるのは簡単。
奥に向かっている平行な2本の線を延長していきます。ここでは、橋のブロック部分ですね。この2本の線がぶつかったところがアイレベルです。
もう1枚のビル街の写真であれば、ビルの窓や、屋上の輪郭なんかが使えそうですね。
こうして、アイレベルを合致させた2枚を合成して作られたのがこちら。
このように、見事に橋とビル街が合体して、どこにも存在しない風景が生まれました!
違和感なくバッチリ合成されていますね!
ちなみに、橋は橋ではなく、道路部分を切り抜いて、プラットホーム的なものとしています。
講座では、このあと線画を作り、色を塗って仕上げていきます。
写真を準備する手間はありますが、パースの知識不要で美しい風景を描けるのでオススメですよ!